私大(MARCH)の現代文記述は基本書き抜きスタンスを心得よう
こんにちは。エアリアルです。
高校3年生と浪人生の皆さん、もうすぐセンター試験かと思います。あと1,2ヶ月しか受験生という貴重な時間を過ごせませんので、大切な時間を有意義に過ごして下さい。
高校生にMARCHの国語を主に教えているので、今回はMARCHの現代文の記述に焦点を当てて話をしたいと思います。
※これから話す記述対策はあくまでマーチの短文論述対策であり、国立記述対策の場合と異なるので注意しましょう
記述をおさえる3ポイント
①字は丁寧に書こう!
Q:マーチの記述は誰がマルを付けているのでしょうか?
A:そう、老眼が入ってきているおじさん教授たちですよね。
だからおじさんはあなたが汚い字で答案を書いたら、多分読めない字にイライラします。その答案を見てマルあげたくなくなると思います。
「もっと丁寧に書けんかね…」とウンザリしているおじさんの顔が浮かんできそうです。
②求められている形式を見よう。
おじさんは設問に答えられてない、適当な記述を嫌います。
設問にきちんと答えるためにも、設問にも線を引きながら読もう。
・「どういうことか」→傍線部の言い換えを探し、文末は「こと」でまとめる
・「なぜか」→傍線部の理由を探し、文末は「から」でまとめる
・記号や句読点は字数に含むのかどうか見よう。
この3点大事!
③解答ポイントを押さえよう。
おじさんたちは皆さんの解答をバンバン丸をつけています。
だからどうしても客観的で妥当な本文中の「キーワード」に頼らざるを得ません。
大体20字でキーワード1ポイントだと思ってください。だから40字以内で述べよなら、2ポイント「キーワード」が必要となります。
書く始めに考えるのは、「どうやって書こうか」ではなく「本文にどう書いてあるか」です。
書いてあるがまま読み、解答をピックアップしてくる感覚が大事です。
つまり
過不足なく本文の部分を「まとめられるか」、いや「書き抜けるか」が勝負のカギなのです。
Q:では書き抜く場所を見つけるためにはどうしたらいいか?
A:それは傍線部を分かりやすく言い換えること!
以上の3つを押さえるだけで解答の方針は定まると思います。マーチ受験生の皆さん頑張って!