都立高校入試・社会の解き方~日本地理編~
こんにちは。エアリアルです。シリーズ第2弾です。 今日は社会の都立入試の問題についての解き方を皆さんと考えていきたいと思います。
都立高校入試・社会の解き方~日本地理編~
問題を理解するときには手順に沿って解くのが良いかと思いまして、レシピのような形で順番で示していきたいと思います。
都立の社会・日本地理で頻出な問題といえば!
〇県の特徴を答える問題 〇地形図の問題 〇表・グラフ・ヒント文から求める読み取り問題 〇表・グラフから求める記述問題 の計4題かと思われます。
各題順に検討していきたいと思います。
〇県の特徴を答える問題
前提となる知識が多い問題ですが、「大きく地方の特徴を捉えて、細かく調べていく」のが大切です。
解き方
①記号で示されている県をメモしておこう。
日本地図が示されていると思います。47都道府県は知っていて当然です!ですがどうしても分からない場合は何地方か?何県に近いのか?を考えて暑いか寒いか把握しておくことが大切です。
②各県の説明からキーワードを見つける。
例えば静岡県なら「マグロの漁獲量1位」、「ミカンがよくとれる」、「楽器やオートバイの生産が盛ん」などキーワードをピックアップして、何県か予測してみましょう。それでも難しい場合は「ミカンなら暑いところで取れるだろう→東北地方はないな」という予測をつけることも可能。
③それでも分からない場合は自然がどうなっているか見よう。 海や山に面している。リアス式海岸になっているなど地図を見て判断してみましょう
という手順です。
〇地形図の問題
地形図が地図記号を覚えて、基本を押さえておけばカンタンです。
解き方
①地図記号をおさえよう
1・2年にやった範囲で、意外と忘れがちなので覚えておこう。 郵便局→〒、交番→×など基本的な地図記号を覚えておこう
②必ず縮尺を確認!
縮尺が2万5000分の1か5万分の1を判断しよう。
〇2万5000分の1の場合 25000cm:地図上の1cm→250m 等高線は10mごと 〇5万分の1 50000cm:地図上の1cm→500mです。 等高線は20mごとです。覚えておこう。
③川は標高が高い山から流れてくる! 川はどちらの方角からどちらに流れているでしょうかという問題が出ます。この原則を覚えておけば安心!
という手順です。
〇表・グラフ・ヒント文から求める読み取り問題
字が多い!ですがとにかくビビらないことが大事です。読み取れれば小学生でもできる簡単な問題です。
解き方
①まずヒント文が2,3こあるのでそれを最初に見る
問題文とか読まなくていいです。
②ヒント文と数値があっているか確認して間違っている場合には「数値にバツ」をつける
これをやっていない人が多い気がします。見落としてしまって2択で迷うなんてことにもなりがちなので、あらかじめバツを付けておくようにしよう。
③数値は大雑把に理解しよう
「334」→だいたい「300」位というふうに考えましょう。ロッテファンの私はそう思ってます。
④残った選択肢が答え
という手順です。
〇表・グラフから読み取れる記述問題
とりあえず諦めないでなにか書きましょう。何か書いておけば何かひっかかるかもしれない、書かない後悔より書く後悔のスタンスで行きましょう。
解き方
①問題文の最後の行に線を引こう
「理由」を聞かれていたら「~ため」「~から」、特徴を聞かれていたら「~という特徴」といった感じで文末をまとめていこう
②Ⅰ、Ⅱ、Ⅲの図で読み取れることを箇条書きでメモしておこう
3つ文が書ければパーフェクトだし、2つでもわかれば点数につながると思ってOKです。
③ ②でつくった文を「ので」「から」を使ってつなげてみよう
まとまりの良い文が出来るかと思います
という手順です。
以上で日本地理の解き方についてお伝えしました。基本は世界地理と解き方は同じです。風邪を引かず勉強がんばっていきましょう! お読みいただきありがとうございました。